Ansys INNOVATION CONFERENCE 2020
Ansys INNOVATION CONFERENCE 2020
Program

Day1 Automotive Day

14:30-15:00
1S-1
事例講演
マテリアルズインフォマティクスを活用した高効率開発のための材料データベース
本田技研工業株式会社 伊藤 剛 氏
本田技研工業株式会社
四輪事業本部 ものづくりセンター 完成車開発統括部 材料開発部 パワーユニット材料課
アシスタントチーフエンジニア
伊藤 剛
HONDAがAnsys GRANTA MI Enterpriseの導入に至った背景、およびDB構築から社内での普及に向けた課題とその対応についてマテリアルズインフォマティクスへの活用事例も交えて紹介し、今後の期待についても述べる。
【キーワード】材料DB, Database
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys GRANTA MI Enterprise
15:00-15:30
1S-2
事例講演
可変磁束型モータの開発事例紹介
株式会社エクセディ 北田 賢司 氏
株式会社エクセディ
先行開発部
北田 賢司
エクセディは,クラッチ・トルクコンバータ部品を主力とする駆動系の専門メーカーとして,約70年の歴史がある.近年では,次世代へ向けた電動化関連の基盤技術・製品開発にも力を入れている.本講演では,その中でも可変磁束型モータを用いたダイレクトドライブiSGについて,開発事例を紹介する.
【キーワード】可変磁束 クローポール iSG
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys Motor-CAD
15:30-16:00
1S-3
事例講演
自動車制御システムのモデルベース開発
末冨 隆雅 氏
マツダ株式会社
統合制御システム開発本部 首席研究員
末冨 隆雅
マツダではモデルベース開発を積極的に取り入れ、制御システム開発においてもSKYACTIV-Gエンジン制御を始めとして、新世代のi-ACTIVSENSE、シャシー制御にも適用を広げ品質、開発効率で効果的であった。システムアーキテクチャ設計から段階的に詳細化したソフトウェアアーキテクチャの作成、モデルでの要求に適合した振舞いの形式検証、シミュレーションテスト、振舞いモデルと等価で実装効率の高いソースコードの生成の進化が望まれ、SCADE Architect、SCADE Suiteにも期待している。
【キーワード】モデルベース開発、形式検証
【ソリューション/ソフトウェア名】SCADE
16:10-16:40
1S-4
事例講演
相変化を考慮したコンデンサーモデルの開発
株式会社本田技術研究所 福地 有一 氏
株式会社本田技術研究所
先進技術研究所ダイナミクス領域 研究員
福地 有一
コンデンサーは急激な放熱分布を有するため,エンジンルーム内の風温分布に多大な影響を及ぼす.コンデンサーにおける放熱分布を予測するためにコンデンサー冷媒の相変化を予測する必要が有る.冷媒のエンタルピーと温度の関係を簡易な線形モデル化し,UDFとして実装した.その効果を紹介する.
【キーワード】エンジンルーム,風温,熱マネ,コンデンサー,相変化,冷却,CFD
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys Fluent
16:40-17:10
1S-5
事例講演
正確なRCSの評価のために
防衛大学校 森下 久 氏
防衛大学校
電気電子工学科 教授
森下 久
近年、衝突防止レーダ等の利用拡大により、車両や歩行者のRCS(Radar Cross Section)を正確に把握することが求められている。RCSを推定するためには、屋外に置いて実物のRCSを測定する手法、屋内に設置された縮尺模型等のRCSを測定する手法及び電磁界シミュレータを用いた解析等の手法がある。本講演では、比較的コストの低い縮尺模型を使用したRCSの評価について、我々の研究室における取り組みを紹介する。
【キーワード】RCS
【ソリューション/ソフトウェア名】HFSS
17:20-18:20
SP-1
スペシャルライブセッション
CASEの展開は自動車産業に新技術の適用を促し、開発拠点のグローバル化など設計・開発体制にも変化が及んでいます。本セッションでは、今後のさらなるCASEの展開とアフターコロナの世界の自動車産業の展望を踏まえ、将来の自動車産業におけるデジタル化とその自動車開発・設計へのインパクト、シミュレーション技術の貢献について議論します。

・グローバル自動車業界の技術革新と将来動向
・自動車開発のDXを加速するAnsysのソリューション
・トークセッション

【キーワード】DX, CASE, アジャイル開発, 自動運転, 電動化
シミュレーションが加速する世界の自動車設計・開発の進化とは?
株式会社 ナカニシ自動車産業リサーチ 中西 孝樹 氏
株式会社 ナカニシ自動車産業リサーチ
代表
中西 孝樹
1962年生まれ。オレゴン大学卒。山一證券、メリルリンチ証券等を経由し、JPモルガン証券東京支店株式調査部長、アライアンス・バーンスタインのグロース株式調査部長を歴任。現在は、ナカニシ自動車産業リサーチ代表アナリスト。日経金融新聞・日経ヴェリタス人気アナリストランキング自動車・自動車部品部門、米国Institutional Investor自動車部門ともに6年連続第1位の不動の地位を保った自動車アナリスト。「トヨタ対VW(フォルクスワーゲン)2020年の覇者をめざす最強企業」「CASE革命2030年の自動車産業」(いずれも日経新聞出版社)など著書多数。

アンシス・ジャパン株式会社 芳村 貴正
アンシス・ジャパン株式会社
専務執行役員
エンタープライズオートモーティブ営業統括本部 APAC自動車事業部
芳村 貴正
<モデレーター>
モータージャーナリスト
川端 由美

Day2 Digital Transformation Day

14:30-15:00
2S-1
事例講演
CAEクラウドサービスの実用性と課題
株式会社トクヤマ 上田 政樹 氏
株式会社トクヤマ
生産技術センター 主任
上田 政樹
新型コロナウィルス禍の中、CAEを在宅勤務で実施可能な環境整備の必要性が増し、CAEクラウドサービスへの需要が高まっている。弊社でも在宅勤務への対応や、社内での多様な利用が可能なことからAnsys Cloudを導入した。
本講演では、クラウドサービスの実用性や、どのように活用できるか、改善要望点、課題等について、実際のインストールや、流体解析を実施した過程等の事例を交えながら、ユーザー視点でご紹介します。
【キーワード】クラウドサービス、Ansys Cloud、Ansys Elastic license、Rescale、在宅勤務、テレワーク、流体解析、構造解析
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys Fluent, Ansys Mechanical
15:00-15:30
2S-2
事例講演
材料・プロセス選定のためのAshby法~目的、方法、具体例、効果~
明治大学 大富 浩一 氏
明治大学
理工学部 兼任講師 客員研究員
大富 浩一
Ashby先生が提案されているのは設計、デザインを最終的には材料・プロセスの選定問題に落とし込む一連の設計プロセスです。この設計プロセスをAshby法と言います。Ashby法の概要について述べるとともにAnsys GRANTAツールを用いた具体例とその効果について紹介します。
【キーワード】材料選定、Ashby法、1DCAE、3D-CAE、デザイン、設計
15:40-16:10
2S-3
事例講演
日揮グローバルにおけるAnsys Discovery Live活用
日揮グローバル株式会社 川島 雄太 氏
日揮グローバル株式会社
プロセステクノロジー本部ENテクノロジーセンター
川島 雄太
近年、プラント大型化・複雑化に伴い、試運転時に様々な技術的なトラブルが生じている。これらは納期や採算性に悪影響を与える。トラブル発生防止にはフロントローディングが重要である。同時に、設計工程短縮化も求められ、迅速な対応が必要となっている。これらを両立させるツールとして日揮グローバルではAnsys Discovery Liveの活用を始めた。本講演では、当社における活用事例について紹介する。
【キーワード】Ansys Discovery Live、フロントローディング、設計工程短縮化
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys Discovery Live、Fluent
16:10-16:40
2S-4
事例講演
ENEOS株式会社におけるCFD技術の活用
ENEOS株式会社 白井 宏明 氏
ENEOS株式会社
中央技術研究所
白井 宏明
ENEOS株式会社では、主力事業である石油精製に限らず、新規事業に向けた研究・開発など、幅広い分野でAnsys Fluentを活用している。その中で、様々な物理モデルを連成させた解析事例を中心に紹介する。
【キーワード】熱流体解析、石油精製、機能材料、低炭素
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys Fluent
17:00-17:30
SP-2
スペシャルライブセッション
現在、AnsysとMicrosoftはグローバルアライアンスパートナーとして、お客様のDX推進のサポートについての協業を世界展開しております。本セッションでは、このアライアンスパートナーシップの背景、および日本のお客様、特に製造業を対象とした協業の取り組みについて議論します。

【キーワード】デジタルトランスフォーメーション、エンジニアリングIT、デジタルツイン、IoT、自動運転、クラウド、HPC
クラウドを活用したシミュレーション環境の変革
~日本の製造業のデジタルトランスフォーメーションを支援するマイクロソフトとアンシスの取り組みについて~
日本マイクロソフト株式会社 高橋 美波 氏
日本マイクロソフト株式会社
執行役員 専務 エンタープライズ事業本部長
高橋 美波
アンシス・ジャパン株式会社 大谷 修造
アンシス・ジャパン株式会社
カントリーマネージャー
大谷 修造
17:45-18:45
オンライン懇親会
Ansys Innovation Conference オンライン懇親会
【出 演 者】
柴田 克久 / 山中 美里 / 土屋 知史
【概    要】
参加者LIVEアンケートで実態調査など、旬の話題が豊富な討論会です。
またDay3の講演についての見どころをAnsysのマーケティング担当が全力でアピールする プレゼンバトルも必見です。
Ansys Innovation Conference 技術者座談会
今だから話せる若き日の過ち~Simulation失敗話~
【出 演 者】
岡 照治 / 横山 卓也 / 松田 和弘 / 熊谷 真也 / 植田 正輝 / 土屋 幸治
【概    要】
思わず起きてしまう失敗や、誰もが一度は体験する勘違い シミュレーションをしなかったから起きた失敗など失敗から学ぶ多くの事柄についてパネラーの経験談も交えご紹介します。
Ansys Innovation Conference 自動車・2輪車愛好者座談会
愛車遍歴自慢大会
【出 演 者】
岡田 泰彰 / 日紫喜 建 / 山本 正之
【概    要】
車好き、2輪車好きはぜひご参加ください。
様々な愛車歴から、愛車にまつわるエピソード、自動車のパーツ作りにまでこだわる社員達の車愛について語り合います。
オンライン懇親会は、Zoomを使用しての配信となりますので、こちらよりアクセスのご確認をお願いいたします。
◎Zoomアプリはインストールせず、ブラウザからも参加いただけます。
◎一般的なZoom飲み会ではございません。Zoomを使ってセミナースタイルで行います。Zoom Meetingとは異なり、お客様の音声や映像はオフのまま参加いただきますので、お気軽にご参加ください。
◎どのセッションも飲食をしながらでもご覧いただけるように比較的リラックスしてご視聴いただく内容となっております。
◎本セッションは事前予約なくご参加いただく事ができます。またお好きなチャンネルをご視聴いただく事ができます。
◎飲食物に関しての提供はございません。お好きな食べ物や飲み物をを片手に気軽にご参加ください。
◎途中で別の部屋へ移動していただいても構いません。ご移動の際は、お手数ですが、本ページに戻っていただき、【このルームに参加する】ボタンからZoomにお入りください。

Day3 High-Tech Day

14:30-15:00
3S-1
事例講演
メタマテリアルアンテナ -京セラのAmcennaはこうして生まれた-
内村 弘志 氏
京セラ株式会社
基盤技術研究部
内村 弘志
IoTセンサーモジュールの設置場所は、周囲の金属物体の存在により制限される。そこで、人工磁気導体(AMC)に着目した。数セルAMCの特性を明らかにし,数セルAMC基板の1対の側面を電気壁にして小型化した。さらに,電気壁付数セルAMC自体がアンテナとして機能することも分かった。このAmcenna (AMC Antenna)は優れたアイソレーション特性を持つ。また,コーナーショートAmcennaは小型のMIMO,マルチバンドアンテナとして使える可能性がある。
【キーワード】AMC,PMC,small antenna,IoT,BLE
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys Electronics Desktop, HFSS
15:00-15:30
3S-2
事例講演
Socionext’s approach to High Speed and High Density LPB coDesign
(Socionextの高速・高密度LPB協調設計の取り組み)
株式会社ソシオネクスト 藤岡 真樹 氏
株式会社ソシオネクスト
コンシューマビジネスグループ IP開発統括 第二IP開発部 第一協調設計課
藤岡 真樹
クラウドコンピューティングの普及に伴い、データセンターとの間で56G/112G SerDesやHBMなどの高速かつ大容量のデータ転送等が求められています。チップ・パッケージ・ボードの高速、高帯域幅、高密度化が進むにつれて、設計が複雑になりシミュレーション時間が長くなる傾向にあります。この課題に対する取り組みとして、SocionextのLSI-PKG-PCB協調設計の最新シミュレーション自動化とPreLayout段階でのパラメトリック解析プロセス及び、Multi-Physicsシミュレーションの必要性について紹介いたします。
【キーワード】Multi-Physics解析、パラメトリック解析、自動化、RPA、56G・112G高速SERDES、HBM、次世代パッケージ
【ソリューション/ソフトウェア名】2D Extractor、Siwave、HFSS
15:30-16:00
3S-3
Ansys講演
“失敗しない”Ansys電子基板寿命予測ソリューション ~「テスト→失敗→改善→再テスト」のコストを削減
アンシス・ジャパン株式会社 萱場 慎二
アンシス・ジャパン株式会社
技術部 プリセールスチーム MBUグループ
シニアアプリケーションエンジニア
萱場 慎二
電子基板の開発製造では、全体コストの73%が「テスト→失敗→改善→再テスト」の繰り返しで使われているという統計があります。 新しい設計ルールや開発期間短縮が次々求められる一方で、長寿命への要求はさらに高まる傾向があり、コストは益々増える傾向が予想されます。
”テストで失敗しない”基板を開発しコスト削減を達成するために、Ansysの寿命予測ソリューションをどのように活用できるかご紹介致します。
【キーワード】電子基板、コスト削減、寿命予測、信頼性評価、故障改善、解析ソリューション
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys Sherlock、Ansys SIwave、Ansys Icepak、Ansys Mechanical
16:20-17:20
SP-3
スペシャルライブセッション
スーパーコンピュータ「富岳」が、スーパーコンピュータの性能ランキング(TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500)で世界一を獲得しました。
 富岳は、①高いアプリケーション実行性能の実現、②省電力、③使いやすさを目標に掲げ、2014年から理研と富士通が共同で開発を進めています。現在、2021年度の共用開始を目指し、ソフトウェアの調整を進めています。本セッションでは、富岳の概要、開発過程での課題とその対応、富岳で開発したテクノロジを活用した商用機、PRIMEHPC FX1000/FX700について、ご紹介します。

【キーワード】スーパーコンピュータ「富岳」、PRIMEHPC FX1000/FX700、Armv8-A SVE、A64FX CPU
計算性能世界一を達成した国産スーパーコンピュータ
システム開発責任者が語る 成果の陰に隠れた幾多の課題克服と技術者たちの挑戦
富士通株式会社 清水 俊幸 氏
富士通株式会社
プラットフォーム開発本部
プリンシパルエンジニア
清水 俊幸

Ansys Contents ※下記セッションは、オンデマンド配信のため3日間いつでもご視聴いただけます。

セッション
車両規模の新しいEMC Solution Ansys EMA3D Cableの可能性
アンシス・ジャパン株式会社 五十嵐 淳
アンシス・ジャパン株式会社
技術部
プリンシパルアプリケーションエンジニア
五十嵐 淳
製品開発競争が激しくなる中、会社内あるいは会社間での開発要求として、試作レス/試作減が課題として挙がっています。勿論EMCの開発要求も例外ではありません。その課題を解決する方法の1つとしてCAEの活用が考えられます。ただ、課題を包括的にCAEで解析することはソフトウェア、ハードウェアの制約上難しいことが多いです。今回紹介するEMC Solution Ansys EMA3D Cableは車両の無数のケーブルと周辺環境を考慮し、包括的にEMC問題を評価できる仕組みです。本セッションではこのAnsys EMA3D Cableについて紹介いたします。
【キーワード】EMC、自動車、航空機、軍事
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys EMA3D
セッション
Ansysのプラットフォームソリューション概要
アンシス・ジャパン株式会社 野村 秀利
アンシス・ジャパン株式会社
プラットフォーム セールス
シニア プロダクト セールス スペシャリスト
野村 秀利
ものづくりプロセスのフロントローディングを目的に活用されて来たシミュレーションは、その質や量を更に高める方向へと進化を継続しています。マルチフィジックスへの取組みによるタスクの複雑化、モデルベース開発への取組みによるシミュレーションデータの縮退化、設計者CAE等の取組みによって増大するデータ量などの要因で、これまでとは異なるレベルでのプロセス間連携やデータ連携・管理への対応が求められます。 これらに対応するAnsysのプラットフォームソリューション群の概要をご紹介致します。
【キーワード】PIDO, SPDM, プロセス改革, 自動化
【ソリューション/ソフトウェア名】Minerva, optiSLang, Granta MI
セッション
Ansysのプロセス自動化・設計最適化ソリューション Ansys optiSLang
アンシス・ジャパン株式会社 岡田 猛志
アンシス・ジャパン株式会社
技術部
シニアアプリケーションエンジニア
岡田 猛志
重量・強度・コストをはじめとする製品パフォーマンスの向上を複合的に行うためには、単にアルゴリズムに頼った数学的最適解を求めるのみでは設計最適化とは程遠い解しか得ることができません。異なるツール間でのデータの書き写しをはじめとする手作業とそれらによるエラーを最小化して効率化を行うと共に、真の意味での設計最適化を目指すソリューションとしてご提供しているAnsys optiSLangの主な特色のご紹介と、Ansysが提唱するPIDO (Process Integration and Design Optimization, プロセス自動化と設計最適化)の考え方をご紹介致します。
【キーワード】PIDO, 最適化, 自動化, プロセス改革
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys optiSLang
セッション
ADAS/AD開発のための安全性分析からセンサ評価まで
アンシス・ジャパン株式会社
システムズ&プラットフォームビジネスユニット
川端 茉莉
ADAS/AD開発では安全性やセンサ性能を評価するため、何億km以上の走行評価が必要となりますが、実車走行試験でそれを行うことは限られた開発期間の中では不可能です。そのため、自動運転システムの検証にはシミュレーションの活用が必要不可欠です。機能安全分析、SOTIF分析、物理ベースセンサシミュレーションを行えるAnsys ADAS/ADソリューションを紹介します。
【キーワード】ADAS/AD、自動運転、安全分析、センサシミュレーション、SOTIF
【ソリューション/ソフトウェア名】medini, SCADE vision, VRXPERIENCE Driving Simulator, VRXPERIENCE Sensors, optiSLang
セッション
電動モータ設計に特化したAnsysの新しい統合型マルチフィジクス解析ソフトウェアAnsys Motor-CAD
アンシス・ジャパン株式会社 古賀 誉大
アンシス・ジャパン株式会社
技術部
リードアプリケーションエンジニア
古賀 誉大
より手戻りの少ない設計を行うためには、「短時間に」「簡単に」が要求される上流工程で相反する高精度な計算結果が求められます。また,モータ開発の上流工程では多くの場合において磁気設計のみで、熱設計・構造設計までは手が回っていないことが手戻り要因の1つに挙げられます。Ansys Motor-CADは電動モータの広範囲な運転領域において極短時間でかつ高精度にマルチフィジックスシミュレーションを実現します。
【キーワード】Ansys Motor-CAD, モータ,電動化,最適化,マルチフィジクス,熱設計,ドライブサイクル
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys Motor-CAD, Opti-SLang, Maxwell, Twin-Builder, Fluent, Mechanical
セッション
シリコンフォトニクスから光伝送システムに至るまで、様々な光デバイス開発を支援する「Lumerical」のご紹介
アンシス・ジャパン株式会社 小寺 貴士
アンシス・ジャパン株式会社
技術部
小寺 貴士
Ansysは光伝送デバイスや光通信システムの製品開発を支援するシミュレーションソフトウェア「Lumerical」を新たに製品ラインナップに加えました。Lumericalは光カプラやフィルタ等のパッシブデバイスはもちろんのこと、LED等の光源、受光デバイスや光電変換に至るまで、フォトニクス物理現象を幅広くサポートします。5G時代の到来で期待が集まる光の世界「Lumerical」をご紹介します。
【キーワード】光デバイス,シリコンフォトニクス, LED/OLED, 表面プラズモン, 光導波路,イメージセンサ,LiDAR,量子コンピュータ
【ソリューション/ソフトウェア名】Ansys Lumerical,Ansys SPEOS